過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】

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216: ◆T5YOZv2R94D9[saga]
2013/02/08(金) 01:34:02.39 ID:b3egWRMto
彼等は走る。

既に彼等が赤マントを警戒している間に、エトペンは逃げ出している。

方向はグラウンド。
すでに横切りつつ、部活棟へと逃げ込もうとしているようだ。

おそらく、身を隠すつもりなのだろう。

京太郎「(急いで、急いで……！)」

穏乃『……京太郎、ストップ！』

京太郎「？　なんだよ穏乃、今忙」

穏乃『焦りすぎ！　気持ちは分かるけど！』

京太郎「……いや別に、焦ってる訳じゃ」

穏乃『いつもと逆の立場だよ？　分かってる？　暴走してる方と宥めてる方が逆』

京太郎「……」

穏乃『急ぐのもいいけどさ、負けたら終わりだってのも分かってるよね？』

京太郎「……ああ」

穏乃『うん。で、実力出し切れなかったら当然勝てるものも勝てなくなるよ？』

京太郎「……全くだ。全くもって、お前が正しい」

穏乃『うんうん。急がば回れっ！　今回り道したら怒るけどね』

京太郎「悪い、焦ってた」

穏乃『分かればよろしい』

京太郎「サンキュー。じゃ、一気に行くか」

穏乃『良いって事よ。じゃ、一気に行こうか』

グッ、と。地面を蹴る。
心なしか、先程より更に速い気すらする。
その神速の疾風が、その両の目で目標を捉えた。

穏乃『蹴り、ぶちかませぇっ！』

京太郎「おう！　今夜、この場所でケリをつける！」

京太郎の行動を選択して下さい
・攻撃、必殺、防御
・アイテム使用
・フォームシフト
>>219

エトペン判定
>>221

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