過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】

↓ 1- 覧 板 20

316:1[saga]
2013/02/08(金) 04:04:21.48 ID:b3egWRMto
煌「ちょっと我儘でしたが、友人に頼ることにしました。快く引き受けてくれた、すばらな友人です」

浩子「よろしゅうなー。ま、初対面や無いけど」

京太郎「あれ、女子サッカーの船久保マネージャー？」

煌「あらら、知り合いで？」

浩子「ま、ちょっとなー。泉の件で礼言おうかと思ってたとこや」

京太郎「泉……って、まさか」

浩子「そやな。あのお調子もんのお目付けも兼ねとる」

京太郎「あはは……割りと心配症なんですね」

浩子「お節介やお節介。ま、仕事は人並み以上やと保証するで？」

煌「彼女は会計です。仲良くして下さいね」

京太郎「……実は俺、候補者見た時お前に一番驚いたよ」

和「教えませんでしたから。うふふ」

京太郎「何故に？　忙しいだけで、そこまで面白い所でもないぞ」

和「街の守護であれ、部活であれ、人付き合いであれ」

京太郎「？」

和「この学校に来てから、私の周囲には何かに懸命に打ち込んでいる人達で一杯でした」

和「だから私も探したかったんです。何か、一つでいいから」

和「私が私の青春に、懸命に打ち込めるものを」

京太郎「……そうか。じゃ、これからよろしく」

京太郎「原村書紀」

和「こちらこそ。須賀副会長」

そして、新生生徒会は完成した。
これから一年助け合い、高め合う仲間達。
この学校がどんな方向へと成長していくかは、彼等の双肩にかかっているだろう。

かくして、この物語は一区切り。

出会いと復帰、頑張りと価値の物語は終わりを告げる。

激闘の余韻と、予感を残して。

第十話：完

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/284.24 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ