過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：八巻目【都市伝説】

↓ 1- 覧 板 20

420:誰が晒すものか・・・！　U-1とかアキトとかYOKOSHIMAとかKYOYAとか一通りやらかした>>1をいじめるんじゃねーですよ[saga]
2013/02/09(土) 22:57:58.00 ID:mZj9G63Qo
宥「将来って言えば、京太郎君はどうするの？」

京太郎「どうするって、そりゃ……取り敢えずは事務所継いで」

京太郎「なんだかんだ、たぶん今の仕事続けてると思いますよ」

宥「危ないよ？　他のお仕事だって選べるし、それに何も京太郎君がやらなくちゃいけない事ってわけでもないんだし」

京太郎「ですねー。俺がやらなくちゃいけない事ってわけではないです」

宥「なら……」

京太郎「でも」

京太郎「誰かがやればいいっていうんなら、その誰かは俺でもいいんじゃないですか？」

宥「……」

京太郎「……ありがとうございます。心配してくれて」

宥「……ばか」

京太郎「すいません、バカで」

宥「心配とかそういうのじゃないの。それに、聞かないなら忠告を無視してるのと一緒だよ？」

京太郎「あはは……」

宥「もぅ……」

彼女の首に巻かれた、真紅のマフラーがたなびく。

しかし、ここは屋内……温室だ。風なんて吹くわけがない。

そのマフラーは彼女の意志に従って波打ち、彼女の身体を包んでいる。

優しく、暖かく、柔らかに。

その『赤いマフラー』は、まるで彼女の体の一部のようだった。

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/284.24 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ