過去ログ - 【咲】京太郎「コピペとかを使って女の子と仲良くする」ゆみ「その4」【安価】
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962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:48:31.38 ID:ZfgmnGXw0
「男子7番、園田茂樹君v」

「ひ、ひゃいっ!!」

横の方から間抜けな返事が聞こえ、直樹はそちらに目を遣った。
以下略



963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:49:15.31 ID:ZfgmnGXw0
「女子7番、白鳥里子ちゃんv」

先程空いた茂樹の前の席、白鳥里子(女子7番)が無言で立ち上がった。
やや大柄な体が、小刻みに震えているようだった。

以下略



964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:49:41.79 ID:ZfgmnGXw0
「女子8番、谷口まどかちゃんv」

谷口まどか(女子8番)は、横の席に座っている恋人の近原公孝(男子9番)の方を心配げに見た。
2人は出る順番が続いている、恐らく合流するのだろう。
先程出て行った渉の存在が気に掛かるが。
以下略



965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:50:16.41 ID:ZfgmnGXw0
「男子9番、近原公孝君v」

直樹の1つ前の出席番号、公孝の順番が回ってきた。
心臓の鼓動が、徐々に早くなってきた。
もうすぐ、戦場に出なければならないのだから。
以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:50:55.25 ID:ZfgmnGXw0
「女子9番、津和野早苗ちゃんv」

津和野早苗(女子9番)はずり落ちそうになっている黒縁のメガネを指で押し上げ、できるだけ北斗の方は見ないようにして立ち上がった。

「あ…あた…あたしたちは…こ、殺し合いを…し、します…
以下略



967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:51:52.85 ID:ZfgmnGXw0
「あ、時間だわ、男子10番、手塚直樹君v」

ふざけるな、今外出たらマシンガンのお出迎えじゃないか。
ウェルカム・トゥ・マシンガンの銃弾の嵐の中、ってか、ふざけんじゃねぇ。
蜂の巣作りに出て行くようなモンじゃないか。
以下略



968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:54:05.16 ID:ZfgmnGXw0
正面玄関から、そっと顔を出した。
辺りを見回し――目を見開いた。

目の前に誰かが倒れている。
直樹は警戒する事も忘れ、倒れている人物に駆け寄った。
以下略



969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:54:31.93 ID:ZfgmnGXw0
早苗の頭部が、はじけ飛んでいた。
息がない事は、火を見るより明らかだ。
辺りは赤や灰色の液体やゼリー状の物に汚れ、直樹の衣服や顔にもそれが付着していた。
少し離れた場所に、早苗の掛けていた赤縁メガネのフレームの欠片が散っていた。

以下略



970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:55:11.68 ID:ZfgmnGXw0
5月27日(1日目)、AM6:55――

 


以下略



971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/02(土) 17:55:41.31 ID:ZfgmnGXw0
幸せだった。
それなのに。

その幸せが、今、音を立てて崩れようとしている。

以下略



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