過去ログ - 妖狐「安価で人間を……」
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977: ◆/FgtF/ZFOg[saga]
2013/03/01(金) 23:10:58.31 ID:Rtol0Stq0
小話 「オビコを見た!」を見た妖怪たち


(完全IFルートです)

みなぎ「家を整理してたら、古いビデオを見つけました!」

みくも「びでお、ですか?」

たると「何のビデオ!?」

みなぎ「ウルトラマンティガという特撮ヒーローのビデオです!」

ソラ「ウルトラマンかぁ……セブンは嫌いだけどウルトラマンならいいかも……」

テルー「せっかくだし、見てみようよ!」

あか「……」



みくも「こ、こういう雰囲気は嫌いなんですけど……」

みなぎ「しー!」


テルー「あはは、トラックの中にいるんだ!」

たると「というか、闇を移動って言ってるけど底まで暗くないところにも移動してるような……」


あか(これがウルトラマンか……)

ソラ「……」うるうる……


みなぎ「……いい話でしたね……なんというか……」ちらっ

みくも「……」

テルー「私たちはオビコみたいに昔からここに住んでるような妖怪じゃないから、ね……でも……」

ソラ「その、あかさんは……」

あか「何だ、俺が悲しむのを気にしていたのか? この世界に変わらないものはない。人も町も村も、お前たちだっていずれわかる」

たると「でも、あかはそれでかなしくないの?」

あか「悲しい気持ちになることもある。だが、それ以上に明日が来ることの喜びのほうが大きい。お前たちに出会えたんだからな」

テルー「……素で言ってるなら少し羞恥心を覚えたほうがいいんじゃ……」

あか「……冗談だ」



みなぎ「……みくもさん、その……」

みくも「……みなぎ、昔このあたりは小さな村しかありませんでした」

みなぎ「え?」

みくも「封印から目覚めて村の、いえ、町の変わりようを見たときにすごく、切ない気持ちになりました」

みくも「あの人は、もういないんだと……わかってしまったから……」

みくも「ですが、私はオビコのように死のうとは思いません。あかが、たるとが、ソラが、テルーが……それに……」

みくも「みなぎ、あなたがいるから」

みなぎ「……はい」



おしまい



ある(……ハブられた気がします)


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