20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:14:38.78 ID:USBMj9/L0
「せんせー。ソラはやっぱりきれいだね」
「そうだろう?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:26:39.47 ID:USBMj9/L0
秋が終われば冬、ミキと出会ってから約1年がたとうとしていて、最初と比べると見違えるほど、様々なことを覚えた。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:29:19.89 ID:USBMj9/L0
僕たちは毎日一緒の時間を過ごした。
驚くことに、ミキは写真に撮ったものを食べることもできたので、
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:31:43.96 ID:USBMj9/L0
「秋になると、栗がおいしいんだ」
「栗ってなあにー?」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:39:21.16 ID:USBMj9/L0
「せんせー頑張り屋さん」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:42:38.23 ID:USBMj9/L0
悲しかった。
いつだってミキがいた。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:45:52.81 ID:USBMj9/L0
子供のころ算数のテストで100点をとった時。
中学の頃よく部活さぼってた時。
始めて彼女ができた時。
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:55:34.09 ID:USBMj9/L0
その証拠に、ほら。
写真は、ミキの証拠だ。
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:58:58.90 ID:USBMj9/L0
「せんせ?泣かないで」
「うん」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 22:08:37.16 ID:USBMj9/L0
ホントじゃない。
ミキはずっと一緒にいたわけじゃない。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 22:14:09.36 ID:USBMj9/L0
暖かい。手。黒い髪。子供のような目。
ずっと一緒にいたんだよ。
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