過去ログ - 春香「あなたの夢を、叶えます!」
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40:ネル ◆K8xLCj98/Y
2013/02/07(木) 22:50:50.72 ID:9R+b4NKS0

雪歩「『心、私であるためにある』……。この詩には、まだ発表していない、続きがあります」

春香「続きですか! では、お願いします」

雪歩「…………廻りまわる秒針を止めても、時間が止まることは決してない。
   でも、もし止められたなら――それが永遠だろうか?

   ……廻り続けれたら永遠だろうか?
   止めること、保つこと、似て非なるもの。
   ……只一つ言えるのは、全て 私であるためにある」

春香「…………萩原雪歩さんでした! 拍手ーっ!」パチパチ…

春香「いやぁ、大ヒントじゃないですか! これ」

伊織「……デタラメよ」

春香「デタラメで、あんなに水瀬さんらしい詩が出来ますかね?」

伊織「……偽物よ」

春香「…………偽物?」

伊織「偽物よ、あんなの! だってそうでしょう!
   アンタたちは、私の何を知っているの!? 知らないでしょう!
   同様に雪歩のことだって、これっぽっちも知らないでしょう!

   ……だったら、だったら――!」

春香「……?」

伊織「誰が発表して、誰がこれを書いたって大口叩いても同じじゃない!
   こんな詩集、誰が書いたって同じものになるわよ!」

春香「……」

伊織「あの女の代わりに私が表に出て、何がいけないの!?
   私、罪なんて欠片も犯してないわよ!
   ……社長が、あの女より私が作者の方が面白そうだって言ったから、従っただけよ!」

春香「…………」

伊織「そうよ、私はなんにも悪くない! 悪いのはあいつらよ!
   あんなのを書いた雪歩が悪いんだわ! 私は悪くない!」




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