過去ログ - 勇者「ようやくたどり着いたぞ魔王よ」魔王「私は魔王ではない」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:06:22.06 ID:AFEpeFbE0
勇者「ようやくたどり着いたぞ魔王よ」

魔王「待ちわびていたぞ勇者」

勇者「なんだとっ」

魔王「私が君を待っていたというのが不思議か?」

勇者「あ?当たり前だろう 勇者を待つ魔王など存在などしないはずだ」

魔王「君の価値観を押し付けないでくれ」

勇者「そんなことはどうでもいい!
世界を混沌に陥れた張本人よ、永遠に眠ってもらおう!」

魔王「なるほど 君たちの世界では私がこの争いばかりしているように変えた、と言われているのか」

勇者「なにを訳のわからないことをいっている?」

魔王「私が諸悪の根元ではない、と言えば話は聞いてくれるかな?」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:07:33.91 ID:L7DYeh4n0
期待


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:09:22.71 ID:AFEpeFbE0
勇者「ね、寝ぼけたことをいうなっ
貴様ら魔族軍が人間を侵略してきたのだろう、これを原因と呼ばずして何と呼ぶのだ」

魔王「そこから話は違ってくるのだ勇者よ」

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:14:17.56 ID:AFEpeFbE0
魔王「君は長く旅をしてきたはずだ」

勇者「そうだ」

魔王「何か疑問を感じなかったか?」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:19:48.23 ID:AFEpeFbE0
魔王「君たちと我々で初めて戦争が行われたときはいつか知っているか?」

勇者「人間と魔族とのはじめての戦争、たしか500年前なはずだ」

魔王「そうか 我々の間では1000年前となっている」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:25:19.85 ID:AFEpeFbE0
魔王「君は魔法は使えるのか?」

勇者「勇者として最低限の魔法は使える」

魔王「君の仲間だった物たちは?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:31:00.69 ID:AFEpeFbE0
勇者「そうだ!魔物、魔物は貴様らが放った生き物だろ
あいつらは例外なく魔法を使ってきたぞ」

魔王「魔物?……ああ、あれは君達が作った兵器だろう」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:33:34.58 ID:AFEpeFbE0
勇者「まず死んだのは魔法使いだ」

魔王「ほう 誰に屠られた?」

勇者「魔法使いは魔物にやられた」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:39:28.42 ID:AFEpeFbE0
魔王「くくくっ まさかそんなまぬけなオチだとは思わなかったぞ勇者」

勇者「知るかっ だがお前のせいでもある
病弱な賢者を旅に加えなくてはいけなかったのは貴様のせいだ」

以下略



10:neo-zx
2013/02/07(木) 20:40:19.85 ID:+9K56sgG0
ゆうしゃくん「year」


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:46:34.42 ID:AFEpeFbE0
魔王「私は君が知能を持つ生き物として最大限に譲歩して話をしているのだ勇者よ」

勇者「俺には命乞いにしか見えないがな」

魔王「私は今すぐ君を殺すことができる」
以下略



12:ごめんミスった[saga]
2013/02/07(木) 20:48:58.84 ID:AFEpeFbE0

魔王「私は君が知能を持つ生き物として最大限に譲歩して話をしているのだ勇者よ」

勇者「俺には命乞いにしか見えないがな」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 20:56:58.07 ID:AFEpeFbE0
魔王「1000年以上前の話になる」

勇者「魔族の歴史でも教えてくれるのか?」

魔王「人間は人間に近い知能生命体を作り出した」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:04:04.28 ID:AFEpeFbE0
魔王「時は来たれり その合図と共に偽人達は人間を隅に追いやった
当時偽人よりも少なくなっていた人間は為す術もなく負けた」

勇者「わかったぞ!!お前たちはその偽人という奴なんだな」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:13:41.32 ID:AFEpeFbE0
魔王「偽人達は人間を隅に追いやってから自分達を'人間'、我らを'魔族'と呼び強いたげてきた」

勇者「俺たちが人間じゃないだと……?」

魔王「人間の真似をしてロボットを作ろうとしたが失敗して野生化してしまった
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:20:11.95 ID:AFEpeFbE0
勇者「くそっ お前たちが人間なはずはない」

魔王「君達の定義ではそうなのだろうね」

勇者「俺たちが作られた生命体だと?嘘をつくんだったらもっとましなことにしろ」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:22:31.45 ID:AFEpeFbE0
魔王「ところで勇者よ」

勇者「今度はなんだ?」

魔王「君はこの城に上がってくるときになにか疑問に思ったことは無かったか?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:31:58.28 ID:AFEpeFbE0
勇者「んう……」

勇者(俺は気絶していたのか)

勇者(殺される気がしていたが一命は取り止めたようだな)
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:37:08.39 ID:AFEpeFbE0
執事「私はミスリル様の執事をしている」

勇者「ミスリル?」

執事「あのお方の名前だ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:43:05.56 ID:AFEpeFbE0
勇者「この手枷なんとかならないか?」

執事「無理だな いつ襲ってくるか分からないし」

勇者「剣もないんだから襲いようがないだろ」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/07(木) 21:44:09.06 ID:AFEpeFbE0
執事「ここがミスリル様のお部屋だ」

勇者「お前は入らないのか?」

執事「貴様だけ入るよういい遣っている」
以下略



122Res/67.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice