過去ログ - ファイブレッド「放課後ティータイム?」 さわ子「地球戦隊ファイブマン?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/08(金) 00:59:07.54 ID:+drJMBu80
 北極・銀河戦艦バルガイヤー。

 北極に浮かぶオーロラに、巨大な女性の顔が映る。

メドー『いつになったら、ファイブマンを倒すのだ。シュバリエ、次の策は打っておるのか?』

シュバリエ「ご安心ください、メドー様。次の作戦は既に打っております」

 銀帝軍ゾーンのガロア艦長に代わり、新たにゾーンの指揮を執ることになった初代館長シュバリエは余裕な表情で答える。

メドー『ほ〜う、それはなんだ?』

シュバリエ「宇宙の死の演奏というのをメドー様はご存知でしょうか?」

メドー『死の演奏? あの、幾つもの宇宙を演奏により破壊してきたという、あ奴らの事か?』

ドンゴロス「せやけど、あの演奏の指揮者は、自由気ままなやっちゃでぇ。そんな奴らが地球に来てくれるんかいな?」

 似非関西弁で話すのは、銀河商人ドンゴロス。
 ゾーンの中でも、かなり大きな頭と、そろばんのような武器が特徴的である。

シュバリエ「ふん。安心しろ。俺は一度、奴と一緒に1つの星を滅ぼしたことがある。今回も、話を持ちかけたら喜んできてくれた」

ドンゴロス「そ、それじゃあ……」

シュバリエ「あぁ、既に地球に来ている」


 杖を振るうと、何もない空間に地球の様子が映される。
 映し出されたのは、体の至る個所にギター、ベース、バイオリン、フルート、鍵盤、ドラム……。
 様々な楽器を装着しており、腕にはトレンドマークと言わんばかりの指揮棒を握っている女性の怪人、銀河指揮・コマンドギン。


ドルドラ「しかし、演奏という名のわりには指揮者しかいないではないか?」


 ゾーンの女科学者である銀河博士・ドルドラがそう言うと、銀河剣士・ビリオンはシュバリエを睨みつける。


ビリオン「どういうことだ? まさか、音楽隊を解散してしまったのではないだろうな?」


 馬鹿にした様に不敵に笑う。


ザザ「死の演奏も、とんだお笑い草だ」


 頭に卵を被った女性、銀河の牙・ザザがそれに続く。


シュバリエ「ふ、ははははは」

ビリオン「!? 何が可笑しい?」


シュバリエ「いや、失礼。あまりの無知ぶりについ笑いが漏れてしまった」

ビリオン「何だと!!」

ドルドラ「貴様、私達を馬鹿にするのか!!」


 剣を引き抜こうとするビリオンであるが、シュバリエは逆に専用武器であるタクトをその首元に当てる。


シュバリエ「コマンドギンは、その星で自分の気に入った演奏家(ミュージシャン)を仲間として引き入れる。つまり、人間は自分たちの星を、自分たちの愛した音楽で破壊するというわけだ」

ドンゴロス「あぁ、なるほど。それは、ごっつ残酷な作戦ですな〜。さすが、シュバリエ様や〜」


メドー『面白い。シュバリエ、今度こそ、この星を……999の星を滅ぼし、1000個目となる地球を滅ぼすのだ。そして、我に永遠の命をもたらすのだ』

シュバリエ「はっ、承知しております」




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