過去ログ - ファイブレッド「放課後ティータイム?」 さわ子「地球戦隊ファイブマン?」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/08(金) 09:14:39.15 ID:+drJMBu80
アーサー『皆、唯ちゃん達を見つけたよ。今から言う地点に向かうんだ!!』


 夜通し捜索をしていた、健達4人にアーサーからの通信が入る。
 教えられた地点はここからそう遠くはない。


健「よし、行くぞ」

レイ「でも、兄貴は……」

数美「大丈夫、兄さんはきっと来てくれるわ」

文也「……そうだよな、兄貴は絶対に来てくれる」


 学の到着を信じて、5人はそれぞれのバイク・ホークアローを飛ばし、採掘場へと向かう。


 ファイブブレスからの通信は学にも届く。


アーサー『学、健達はもう向かってるよ。学も急ぐんだ』


 あの後、さわ子は一睡もせずに被服室で何かの制作に取り組んでいた。
 その間、学は唯達の無事を祈りながら、荒らされた音楽室の整理をしていた。
 

学「分かった。俺もすぐに向かう」


 通信を切り、音楽室からから出ようとすると、扉の近くにさわ子がいる事に気づく。


さわ子「行くの?」

学「うん、唯ちゃん達を助けに行く」

さわ子「だったら私も連れて行きなさい。あの子達は私の教え子なのよ」


 真赤にした目を見開きながら学に迫る。


学「分かった。だけど、絶対に俺から離れないでくれ」

さわ子「分かってるわ」


 今気づいたがさわ子は大きな段ボールを持っていた。
 それが何であるか聞こうとすると、別の生徒が部屋に入ってくる。


「あっ、先生。唯達は何処にいるんですか? 携帯に連絡しても誰も繋がらないんですけど……何かあったんじゃないですか?」

さわ子「真鍋さん」

和「先生、教えてください。本当は何があったんですか? それに、昨日音楽室の方で爆発音が聞こえたって生徒がいます。もしかして」

さわ子「大丈夫よ。あの子達は絶対にライブまでには来るから。……信じて」

和「……分かりました。ですが、ライブ開始の時間を遅らせるのにも限度があります。だから、絶対に間に合ってください」

さわ子「勿論よ。あ、そうだ、真鍋さん、これ皆に配っといてくれるかしら」


 先程から持っていた段ボール箱を和に渡す。


和「これって」

さわ子「それじゃあ、頼んだわよ。行きましょう、学君」


 今度こそ音楽室から出る。 

 ライブまでの時間は、後一時間。



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