過去ログ - ファイブレッド「放課後ティータイム?」 さわ子「地球戦隊ファイブマン?」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/08(金) 09:31:04.36 ID:+drJMBu80
唯「さわちゃん!! ファイブマンは!? 何で逃げないの!!」


 唯はファイブレッドを引っ張ろうとする。


律「唯……無理言うなよ」

澪「そうだ……だってファイブマンは……」


 今まではファイブマンの活躍をテレビで見ても何も感じることはなかった。
 けれども気づいてしまった。
 地球を守る戦士の宿命を……。

 どんなに傷ついても、ファイブマンは逃げることはできない……。
 平和のために戦い続けなければならない。


唯「だって、だって……」


 ファイブレッドは唯の頭を撫でる。


ファイブレッド「唯ちゃん、俺達は大丈夫だ。だから、文化祭を絶対に成功させるんだ」

 優しく語りかける。

唯「でも……」

さわ子「さぁ、行くわよ!!」


 それでも退こうとしない唯をさわ子が引っ張る。


唯「どうして、さわちゃんは心配じゃないの!?」

さわ子「心配に決まってるわよ……でも、私達がいたら戦えないのよ……」


 そして気付いた、さわ子の瞳が赤くなっていることに。
 もうこれ以上に何も言えなかった。


ファイブレッド「アーサー。後は頼んだ」

アーサー「分かった」


 全員が搭乗するとスターキャリアーが発進する。

 ファイブレッドはそれを見送る。窓からは心配そうに見つめる彼女達の姿が見える。
 気丈に振る舞い手を振る。
 彼女たちが見えなくなるまでは、決して弱い姿を見せてはならない。


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