過去ログ - ファイブレッド「放課後ティータイム?」 さわ子「地球戦隊ファイブマン?」
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[saga]
2013/02/08(金) 01:05:37.73 ID:+drJMBu80
高校の目の前。
唯「あれ? あそこに誰かいるよ〜」
律「えっ? 本当だ。よく見えるな〜、唯は」
唯「いや〜、それほどでも〜」
照れたように頭を掻く。
学校の前にいる、赤いジャケットを着た190センチはある長身の男は、腕に装着した奇妙なブレスレットに何か語りかけていた。
「確かに、ここらへんで銀河闘士の反応があったんだが……分かった、取り敢えず一回集まろう。俺は、桜が丘高校って場所の近くにいる。そこで、あぁ、じゃあ」
梓「何か話しているようですね? あの……時計?に向かって……」
紬「時計に話すって、もしかして何処かのスパイなのかしら?」
律「いやいや、そん筈はないって。多分、ちょっと危ない人……なぁ、澪?」
澪「スパイ、もしかして、私達が何かしたんじゃ。はっ、もしかして音楽室でお茶をしていたから……律、逃げよう。今なら、まだ間に合う」
律「いや、いや。落ち着けって。さわちゃん、なにか言ってきてよって。……さわちゃん?」
隣を見てみると、さわ子は驚いたようにその男を見ていた。
さわ子「もしかして……学(がく)君?」
呟くように言う。
その声は男にも聞こえたようでさわ子の方を振り向く。
学「……君は……さわ子ちゃん?」
学と呼ばれた男も、驚いたようにその名前を呟いた。
さわ子と学は互いに向かって走り出す。
さわ子「嘘、本当に学君? すっごい久しぶりね」
学「いやー、本当に驚いたよ。まさか、さわ子ちゃんに会えるなんて。中学校卒業以来だけど、全然、変わってないね」
さわ子「そーかしら? でも、それを言うなら、学君もよ。変わってないというか、格好良くなったわね。あの、お化けが怖かった学君とは思えないわ」
学「その話はよしてくれよ」
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