過去ログ - 魔王「よくぞ来た、勇者よ」男(抱きしめて頭撫でてやりたい)
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15:1
2013/02/09(土) 21:21:56.46 ID:XrF5dl/vo
〜王都 酒場〜

翌日、男は地図を頼りに老賢者から聞いた酒場の前に居た。王都には何度も足を運んでいたが、こんな所に酒場があるとは知らなかった。しかもかなりデカイ。

店内に入り中を見回すと、奥の方にカウンターがあり、そこに受付らしき女性がいた。…他にそれらしい奴は見当たらないし、多分この子だな。取り敢えず声をかける。
以下略



16:1
2013/02/09(土) 21:23:02.60 ID:XrF5dl/vo
男「あー、お嬢ちゃん。気合たっぷりの所すまないが、俺の方で条件は決まってるんだ。オススメはまた今度にするよ。」

受付嬢「あ、そうですか…」

少しシュンとした様子の受付嬢。…本気であの中から探す気だったのか。
以下略



17:1
2013/02/09(土) 21:25:12.30 ID:XrF5dl/vo
ファイルの中から人物の資料を取り出す。

受付嬢「…この者なんかはどうです?」
男「…駄目だな。」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/09(土) 21:25:40.80 ID:bhaTKTKf0

棚町「っ!! あ、あれは... その...」

橘「彼氏がいるから気安く誘うなって言ったのは薫だぞ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/09(土) 21:26:33.51 ID:bhaTKTKf0
すみません、投稿ミスです。大変、失礼しました


20:1
2013/02/09(土) 21:29:33.55 ID:XrF5dl/vo
受付嬢「…探す気、あるんですか…?」グス

次々と広げられる資料の人物を片っ端から除外していった結果。ちょっと涙目になりながら訴える受付嬢。

男「ああ、悪かった。別に泣かせるつもりは無かったんだ。…だがどいつもこいつも"騎士団"だの"王宮魔導師"だのばかりじゃないか。」
以下略



21:1 チョットだけビックリした
2013/02/09(土) 21:31:56.27 ID:XrF5dl/vo
受付嬢「だって、"オススメ"はまた今度って言ってたじゃないですか。」

男「……おい、もしかしてそれ…全部お嬢ちゃんの言うとこの"オススメ"なのか?」

受付嬢「ハイ!特別なお客様にしかお見せしない、言うなれば"裏メニュー"!有名な凄腕から訳ありな感じの人まで何でもごされです!…老賢者様の紹介だと言うからご用意したのに。」
以下略



22:1
2013/02/09(土) 21:34:55.31 ID:XrF5dl/vo
手渡された資料を眺める。

男「…フム…悪くない…」

このお嬢ちゃん、中々いいセンスしてるぜ。ジジイが気に入る訳だ。……どうやら、初めから任せるのが正解だったらしい。余計な事は言うもんじゃないな。
以下略



23:1
2013/02/09(土) 21:36:45.96 ID:XrF5dl/vo
男「…まぁいいさ。取り敢えず、一度会ってみたいんだが、日を改めようか?」

受付嬢「いえ、その必要はありません。3人ともこの酒場に居ますから。今呼んで来ますね。…あ、そうだ。折角ですし何か飲みます?」

男「そうだな…それじゃあコーヒーを頼む。それと、とびきり甘くしてくれ。」
以下略



24:1
2013/02/09(土) 21:39:34.58 ID:XrF5dl/vo
今回はここまで

ではまたそのうち


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/09(土) 22:04:55.89 ID:Pkr3z3/Co
乙でした


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