過去ログ - 男 「俺は臆病者ものです」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/13(水) 00:55:01.82 ID:cPsrpumz0
女 「ところでさ」

女 「なんでヒソヒソあたしの話してたの」

女友 「え、えっとそれはね」

女 「あたしは男君に聞いてるの。女友はちょっと黙ってて」

女友 「は、はい」

女友 (うわー、女ちゃん機嫌悪そーだなー。これはちょっとまずいかも)

女 「ねえ、なんで黙ってんの?男君に聞いているんだよ」

男 「いや・・・それは・・・なんというか・・・」

女 「声が小さい!もっとはっきり喋ってよ!」

男 「は、はい!」

女 「・・・もう一回聞くよ?なんであたしのこと女友に聞いてたの?」

男 「女さんがかっこいいから・・・」

女 「はぁ?」

男 「女さんが強くてかっこいいから!」

女 「だからなに?」

男 「だ、だからどんな人なのか女さんと仲の良い女友に聞こうかと思って・・・」

女 「ハァ・・・。そんなことあたしに直接聞けばいいじゃん。聞かないまでもあたしとある程度会話したら、大体あたしがどういう人物なのかわかるんじゃないの?」

男 「おっしゃるとおりです・・・」

女 「今日さ。視線一回も合わせてくれなかったよね。あれ絶対ワザとだよね男君!?」

男 「はい・・・」

女 「あれは何でよ?」

男 「と、特に理由は・・・」

女 「嘘ばっか。あたしのこと女友に聞いといて白々しすぎるよ」

男 「うう・・・」

女 「あたしのことには興味あるのにそれを本人に聞く勇気はないんだね。そういうことだよね男君」

男 「多分そうだと思う」

女 「・・・あたしさぁ。昨日ちょっと言い過ぎたかなって思って謝ろうと思ってたんだけど、言い過ぎでもなかったみたい」

男 「・・・・・・」

女 「やっぱり男君は自分でいったとおり『臆病者』だよ」

男 「!」

女友 「お、女ちゃん!」

女 「やっぱ何も言い返さないんだ・・・。もういい、帰るよ女友」

女友 「え、あ、でも・・・」

女 「いいから、早く!」

女友 「うん・・・。男君、また明日ね」

男 「ああ、また明日」




男 (自分では何回も言ってるのに、人に言われるとやっぱり結構こたえるな・・・)

男 (俺は・・・一体何やってるんだろ・・・)


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