過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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138: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/03/05(火) 21:01:51.27 ID:wCH027s90

それに対し、仮面の一団の行動は不明だ。

「あれが、QBが言っていた組織のことかしら」

だが、噂を聞く限り組織の目的は魔法少女の捕獲で、殺害ではない。
また、マミが聞いた限りでは、杏子は何度かその仮面の一団に襲撃を
受けているらしい。
ほむらとマミが襲撃を受けなかったのは、怪人たちの襲撃を恐れ、
単独行動をせず、人気のないところへ近寄らなかったからだ。

「暁美さん、今日のところは帰って休みましょう」

ほむらもマミも二種類の襲撃者に疲労が蓄積していた。こうやって
襲撃者への考察を行い、襲撃に備えることは重要ではある。だが
今の二人にそれを澱みなく行うのは困難だ。魔力も精神状態もとても
万全とは言えない。なんとか体を休め、襲撃に備えなくてはならない。
幸いなことに、【ジョーカー様】と仮面の一団が交戦状態にあり、
一種の均衡状態を作っていた。そのため、ほむらやマミは辛うじて
その両者から目がそれていた形になった。

図らずとも、杏子とさやかはほむらたちを守っていたことなる。

疲れた体を引きずり、二人は帰路についた。その背後には
いつのまにか現れたキュゥべえが静かについていった。



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