過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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25: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/11(月) 22:21:23.37 ID:PFEv108i0

放課後の屋上で、それは行われることになった。上条と仁美の
許しを得て、マミも同席することになった。マミもまたさやかの
友人ということを知って、二人は喜んでいた。

「こんなに皆に心配させているのに……」

上条はそうこぼした。その顔に魔法少女二人は心が痛む。

自分の携帯電話にその携帯から番号をかける。たったそれだけの
こと。普通なら通話中になってしまうはずだが、呼び出し音が鳴り、
通話できるようになると、その背後に【ジョーカー様】が
現れるという。

「それじゃやりますね」

実際には上条の携帯で行う。幼馴染として一番思いが強いからという
理由だ。
当然登録してはいないので、一度自分の番号を書き出し、
それを手で打ち込んでから発信ボタンを押すというのが手間だ。

緊張の面持ちで、待つ上条。その目は真剣そのものだ。



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