過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/04/21(日) 22:11:14.44 ID:YaGGxMA80
突入した警察官と同じくらいの人数が達哉の後ろから生徒たちに走り
寄る。それがすぐに克哉の集めた人員だと気付いた達哉は生徒たちの
保護を任せ、要救助者の一団の最後尾に走り抜ける。
その視線の先には、怪人……美樹さやかにすがりつこうとする上条。
上条の腕を取ると中沢とともに逃走を促す。
「だめです! さやかが! さやかが戦ってるんです!」
「今の君に何ができる! 彼女たちの邪魔になるだけだ!」
確かにあの怪人がさやかであれば、上条を庇おうとするだろう。戦いに
集中できなくなれば、彼女の身が危うい。彼女を思うならここは逃走の
一手だ。少なくとも達哉はそう判断した。
幸い、もう一人の魔法少女である杏子も追いつき、さやかと挟撃する
形でラストバタリオンを攻撃している。二人の戦力であれば、殲滅は
時間の問題だった。
その杏子は槍を巨大化し、さらに鉄鎖鞭に変化させ薙ぎ払う。
その威力で数人の兵士をなぎ倒し、戦闘不能にする。
杏子も猛っていた。
「さやか! 待ってるから! ずっと、君を待ってる! だからァ!」
達哉に引きずられつつも大声で叫び続けた。何度も、何度も。
その叫び声が、さやかの心に傷を与えつつも、最愛の人を守る
無敵の力を与えてくれていた。
(恭介……、ごめんね……)
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