過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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266: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:23:53.71 ID:8XGZlnNx0

魔法少女たちに事情を聴く内容が『JOKER様呪い』に及んだ。

「ひょっとして、『噂が現実になる』って話ですか」

マミが横たわりながら呟く。キュゥべえを通じ、魔法少女のほとんどに
伝わっている情報だ。ほとんどの魔法少女はあまり信じていないように
思えたが、達哉の顔は真剣だ。

「やっぱり君らはそれを知っているんだな。誰から聞いた?」

「そんなこと、本当にあり得るんですか?」

別の魔法少女が尋ねる。キュゥべえから聞いていたとしても半信半疑と
いうのがほとんどだったからだ。いや、半分も信じてはいないだろう。
自分たち魔法少女というものがあるにせよ、そんな奇想天外なことを
誰が信じるだろうか。

「それが、ありえるんだよね」

「実際にあったんだから、しかたねえよな」

達哉より年上の泣きぼくろが特徴の女性と、腰まで伸ばした長い髪の
いかつい男性が現れる。

「二人とも、すまない」

「人使いが荒いってんだよ。あいつに渡すのに結局探偵頼んじまった」

「またそうやって愚痴る。しょうがないじゃん」

「ん? ああ、すまない。この二人は協力者なんだ」

「一応『ペルソナ使い』だ」

いかつい男――パオフゥと名乗った――が丸いサングラス越しに、
しれっとそんなことを言う。



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