過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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281: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:09:07.40 ID:Vc5e54U90

魔法少女は言葉にならない。話が飛躍し続けてまるでついていけない。

『じゃ、じゃあさ、こんなことになったこの暁美ほむらのせい?』

「そ、そうだよ! こいつがいなければこんなことにはさ!」

一人目の言葉を受け、友人を失った魔法少女が激する。その言葉に
顔面蒼白になる杏子。そしてさやか。

「ちがう! 悪いのはあたしだ! あたしが呪いなんかするから……」

彼女の目に怒りが灯る。身勝手ないいように感情が高ぶる。

「そこのバケモノ蘇らせちゃったのがいけないんじゃん!」

ともった炎は燃え上がり膨れ上がった。

「なんとかしろよ! 私も友達が死んだんだぞ!」

壁を殴りつけるうらら。大きな音がして、壁が陥没する。彼女もまた
ペルソナ使いである。さらにボクシングの経験もあり、その威力は
魔法少女に引けを取らない威力をもっていた。
その威力と音に、場が静まり返る。魔法少女が例え歴戦の戦士で
あってもしょせんは子供だ。大人の明確な怒りに抑えつけられた。

「うるさい! その子も被害者なんだ! そういう仕組みなんだよ!」

「誰のせい、なんて妄想吐いたって何も変わらねえ。
ならよ、その気持ちを問題解決に費やすべきだろうよ」

「狙われている君が体験したことを、教えてくれないか」

達哉が努めて優しく穏やかに問いかける。



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