過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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337: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/27(月) 00:07:22.59 ID:yS7A6VP80

一方の南条は大多数の魔法少女たちと共に捕らわれた魔法少女の奪還に
動いていた。見滝原中学校からほど近い、廃工場だ。
かつてそこは、さやかのデビュー戦となった、あの場所だった。

迫りくる兵士を殴り倒す玲司。それを援護するゆきの。そして魔法少女と
私兵を指揮する南条。全くの無傷とは言えないが、ペルソナ使いの力もあり
徐々にラストバタリオンを撃破していった。
だが、友人たち奪還に燃えていた魔法少女の何人かが銃に撃たれ倒れる。
私兵たちが保護し後方に引きずろうとしたその前に、聖槍騎士が佇立する。
こちらも三体。それぞれが整然と並びながら銃を撃ち、反撃している。

「魔法少女は下がれ! 遠距離攻撃できるもの以外は兵士を狙え」

南条の慇懃な指示に渋々従う魔法少女たち。それを納得させるのは彼ら
ペルソナ使いが、聖槍騎士と戦うからだ。

「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」

それぞれがペルソナを繰り出す。魔法の力が奔流となり襲い掛かる。
迎撃すべく構える聖槍騎士。一体が距離を詰めて突進してくる。後方の
二体が銃撃で援護する形のようだ。

「槍に注意しろ。あれに刺されたらペルソナが使えなくなる!」

「「その前に、ぶっ潰せばいいんだろ」」

「……ったく……」

荒っぽい返事を行う二人に南条は溜息をついた。


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