過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/06/03(月) 00:51:50.22 ID:3QB3zLqQ0
テレビ局前の駐車場は戦場になっていた。駐車している車を遮蔽物とし、上手く
身を隠しながら前進するラストバタリオン。それに対し訓練されてるとはいえ
練度低く防衛が精一杯の私兵たち。
けれどもその私兵の士気を補って余りある魔法少女たちの動きが目覚ましい。
人数は少ないながらもその特異な戦闘方法が功を奏し、押し返していた。
「どいて! 車ごと、ぶっつぶしちゃうから!」
巨大なハンマーを繰り出しゴルフスイングの要領で車を殴りつけ、間にいた兵士を
挟み込む。身動きが取れなくなった兵士に銃弾が放たれた。
また車のガソリンタンクに銃弾が当たったのか、そこから炎上する。燃え盛る炎は
払暁の薄闇にまぎれる兵士たちを明々と照らす。
また、ペルソナ使い三人が聖槍騎士を三体抑え込んでいることが大きい。
巧みにペルソナを使い兵士と聖槍騎士を分断。さらに槍を警戒し距離を取りつつ
装甲にダメージを与え続けている。
『ぐうう、たかが一般人にこのような力が……』
私兵たちも徐々に負傷者が増えている。だがそれ以上に戦闘不能になる兵士も
多い。戦局はペルソナ使いたちに有利になっている。
その様子を、物見高いテレビスタッフが撮影している。それを阻止しようと
南条の息のかかったスタッフが押しとどめる。理由は危険だということと
お茶の間向きではない殺伐とした映像だからということだ。生中継で無いにしろ
こんな映像が出回ってしまってはどんな噂が流れるかわかったものではない。
『おい、こんなことしていいと思ってんのか! スクープだぞ!』
「弾が飛んでくるんだぞ! さっさと逃げろ!」
『邪魔を……すんなっての!』
数か所で押し問答が続く。
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