過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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35: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/13(水) 22:28:48.83 ID:x95jQjM80

「暁美さん、すこし休みましょう」

「巴先輩、暁美さんをお願いします。私は、上条さんを」

強引にふり払われただけで、大きな外傷のない二人ではあったが、
この事態に心が弱っていた。それゆえ、ほむらを心配しても
何もすることができなかった。仁美は、上条を心配するので
精いっぱいだった。

「少し休ませたら、私たちも帰ります。……お大事に」

マミは二人にどういっていいかわからず、そんな言い回しで濁す。
上条は仁美に支えられ、傷だらけになった松葉杖と共に、歩き出した。
途中二人ともほむらを心配そうに振り返るがかける言葉を
みつけられないまま、そこを後にした。
それを見送り、マミは花を拾う。

「この花……、なんというのかしら。花言葉……?」

理由のわからない攻撃。そして向けられた殺意。そのヒントとして
投げつけられた花。おそらくは花言葉がそれにあたるのだろう。

「洒落ているのかしら、それとも……嘲っているの?」



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