過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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355: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:57:22.80 ID:3QB3zLqQ0

それが生じたのは大人たちの目の前。壁が引き裂かれるようにひび割れる。

「私にとっては、大事な友達だった。いいえ、今も大事な友達よ」

ぴしり

「ああ、なんとなく……思い出してきたかな……」

ぴしりぴしり

「不思議ね。私もよ。ひょっとしたら、これも噂の効果なのかしら」

ぴしりぴしりぴしり

「あの入口のときのこと?」

あの入口での記憶の書き込みは魔法少女たちを戦慄させるに十分なものだった。
それは、前後の脈絡なく情報が書き込まれたからだ。だが今回は違う。
前後のつながりある『記憶がある』ため、そこにまどかの記憶が書き込まれても
全く不自然はない。

ぺりぺりぺりぺりぺり

「でも、その……彼女の記憶を噂する奴なんていないだろう?」

そんな具体的な噂など流れるはずがない。ましてやまどかは誰の記憶にも
残っていないのだから。だからこれはほむらは、小さな奇跡だと理解した。
いや、そう思い込もうとした。

ぱりん



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