過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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378: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/16(日) 22:41:22.99 ID:ArruH2Gh0

銃弾の雨の中、さやかは一人突っ走る。迎撃すべく三体の聖槍騎士は
槍を繰り出す。そのさやかは絶妙のタイミングで横に跳び、マミの砲撃を
回避する。巨大なマスケットの直撃を受け仰け反るところに杏子が
斬りかかり、腕を切断する。ロンギヌスコピーが腕ごと明後日の方向に
吹き飛んだ。

「さすが連携取れてるわ」

「こっちだって負けていられないってことだ」

「そうだな。……ペルソナっっ!」

克哉の気迫に合わせ、灼熱の炎を操る神が顕現する。その大きな動きに
聖槍騎士が反応するが、その芽を指弾が潰す。さらばと銃を向ける騎士には
うららが飛び込み狙いを付けさせない。ペルソナを生み出しながら拳を
繰り出す。

「バカやろう! 近寄りすぎだ!」

パオフゥが召喚しつつあったペルソナの指示を変え、魔法を撃ち出す。
指弾をさらに上回る狙撃が騎士に直撃した。だがその際に繰り出された槍先が
うららの腕をかすめる。生み出されつつあったペルソナの召喚が阻害され
霧を散らすように消滅する。

「くっ、かすめただけでもっ……」

だが克哉の魔法は完成した。爆炎が三体の騎士に襲い掛かった。うららは
地に伏せ炎を避ける。息を止め、高熱の空気で肺を焼かれないようにする。
炎の衝撃で吹き飛ぶ先頭の騎士から、ほうほうの体で離れるうらら。

爆風がおさまったころには、うららも二人と合流する。その間パオフゥに
頭をはたかれていたが、肩のかすり傷以外に大きな外傷はなかった。

「少しの間下がってろ、いいな!」

炎の中から、三体の聖槍騎士がゆらりと立ちふさがる。



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