過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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394: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/23(日) 20:20:30.88 ID:CgPrE9Oh0

白い鎧が真っ直ぐほむらに襲い掛かる。槍を振り降ろす。二度、三度と
切り返したのち、ほむらの弓と噛み合う。動きを止めたところで銃口を
向け、躊躇わず発砲した。
それを思い切って躱すほむら。近接戦においては弓は不利だがほむらに
とってはそれは全く問題ではなかった。なぜならば、彼女の後ろには
まどかがいるから。守りたい、最愛のひとがいるから。

『躱すのだけは上手いようだな』

「でくの坊の動きならね」

二人の鍔迫り合いが終わったところを見計らい達哉は拳銃で狙撃する。
警察の支給品ではない。南条が用意したファイアパワーのある外国製の
拳銃だ。弾もかなりの量譲り受けている。それでほむらの戦いを補佐
していた。

そんな二人の戦いをまどかはただおろおろとみていただけだ。彼女は
恐らく生身の人間と変わらない。銃声がするたびに、機械音が響くたびに
身をすくめ怯えていた。
一方の聖槍騎士はまどかなど眼中にないかのようにひたすらほむらを
攻撃する。それも当然で、補佐の達哉の火力ではその鎧を突破できない。

一方のほむらも必死だ。一撃でも槍を受ければ魔法少女の変身が解かれる。
そのためかなり大きく槍先を避けなくてはならない。そのための余分な
回避行動が攻撃の隙を減らしてしまう。防戦一方になっている。
だが、ほむらは諦めない。真っ直ぐに敵を睨みつけて攻撃のチャンスを
狙っていた。



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