過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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399: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/23(日) 20:25:40.47 ID:CgPrE9Oh0

ピアスの彼が局内に入り込むと、兵士たちが襲い掛かる。職員に扮し
平服でいるものが多かったため、彼一人の侵攻を止める者はいなかった。
インド神話の神が敵を撃破するなか、スタジオに到着した彼の前には
血に染まったデスクと、そこに突っ伏すキャスター。

その惨状にたたらを踏みつつも、彼はその場にいた兵士の殲滅に乗り出す。
彼を責めるわけではないが、これは悪手だった。なぜならば、その場は
まだ中継されていたからだ。
未だそれを冗談やフィクションだと思っていたところに、見知らぬ男性が
ペルソナまで召喚し襲い掛かったのだ。



一方の駐車場は、聖槍騎士を中心に結界が広がっていた。鎧の中の
魔法少女の魔女化だった。

「あ、あれ……QB……ひょっとして……」

『うん。どうやらほむらが言っていたことが正しかったようだね』

「じゃ……円環の理は……」

テレビを見ていた魔法少女の顔色が青ざめる。その隣にはキュゥべえが
同じように見つめていた。QBのシステムは全個体が同じ情報を持ち
お互いを補完しあう。それと同じ方法でキュゥべえも情報を持ち、それを
魔法少女たちに伝播させていた。
何より、聖槍騎士の中身が魔法少女だということも伝えていた。

『何が起きたかははっきりしないけれど……。鎧の中の魔法少女が
魔女になってしまったようだね』

隣にいる少女のソウルジェムも、濁り出した。



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