過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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414: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/07/03(水) 23:10:01.70 ID:iimDU1i30

駐車場に現れた結界は、お菓子と、空と、鳥かご。ポップな地獄絵図。
そこに少女特有の悪夢が現れていたが、それと気づくものは皆無だった。

「Surrealisme……のようですわね。少々悪趣味ですけど」

「……俺には明確な悪意が見えるよ。胸が悪くなる臭いだ」

かつて使い魔と言われていたそれをペルソナ使いが易々と倒す。だが
本体である魔女はまだ行動に移してはいない。
そもそも彼らには、この怪物たちがどうして現れたか全くわかっていない。
まさかソウルジェムが濁りきった結果などとは夢にも思っていない。
だからまだ魔法少女たちにも若干の余裕があった。

やつが現れるまでは。

『やぁ。みんな無事かな』

いつの間にかそばにいたキュゥべえが魔法少女のそばに座る。結界化が
始まる前にそこにいれば当たり前の存在ではある。そのためそこに違和感を
誰も感じない
しかも素質を持たない大人たちには、姿も声も確認できない。だから
キュゥべえに反応する魔法少女たちが、錯乱してしまったものと思って
しまう。

「そっか、素質がないと見えないんですね」

『仕方ないね。彼らに伝えてほしい。あれは魔女。魔法少女のなれの果てだと』


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