過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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465: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/11(日) 23:09:48.58 ID:BcUHOC+i0
「あ、あのっ。あてというか……。私の友達に連絡を取ってみます、か?」

一人の魔法少女が大人たちに意見する。それは光明指す一手なのか、
巧妙な罠なのか。

「仮面党に入った魔法少女の友達がいます」

「可能なのか!?」

「テレパシーで連絡を取ればいけます。でも」

「ああ、行ってくれるとは限らん。だが一人でも多くそれを伝えろ。
『複数の魔女の集合体がいる』と伝え、増援に向かわせるんだ」

納得した魔法少女は中空を見つめつつ何かつぶやいている。
それを見届けた大人たちは
次に自らができることを探し立ち上がった。それは住民の救助だ。

その少女の機転がどういったことに繋がるか、彼らは気づかない。
それだけ疲弊したという意味でもあるし、少女たちの伝達方法、
すなわち噂を軽視していたという意味であった。
だがそれを責めるのは酷ではないだろうか。

彼らももはや、拾える命に限りがあることを知っていたのだから。


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