過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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480: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/20(火) 23:32:19.23 ID:qP2C1Qq20
一方で、魔女の姿を感知できない上条は、皆との温度差に気付かない。

「さやか……、僕は君に謝らなくては……」

『やめて! 今はそんなことやってる場合じゃない! 早くしないと……』

早くしないと仁美も魔女になってしまう。例え恋敵であろうとも、異世界の
存在であろうとも、さやかにとって仁美は親友だった。
何より、自分亡き後上条を愛し支えることができるのは仁美を置いて
他にいない。少なくともさやかはそう信じている。

「そうだよ上条くん。何とかしないと仁美ちゃんも魔女になっちゃう」

「魔女?」

「魔法少女が魔力を使い切るとね。魔女、怪物になるんだって」

「え? え?」

突然そんなことを言われ、上条に飲み込めるはずがない。狼狽えている
だけだ。魔法少女はまだいい。魔女とは何か。素質がなく視認ができない
上条にはわけがわからない。
足の悪い彼の松葉杖の代わりにヒトラーが渡した槍が握られていた。


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