過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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528: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:39:42.46 ID:rJgssbXg0
音もなく動き出すほむらの魔女は、何かを捜し求めているかのように彷徨う。
その巨体にラストバタリオンは攻撃を仕掛けた。戦場に突然現れた魔女に
銃撃する。それに対する行動なのか、魔女は自分に良く似た使い魔を放ち
反撃する。
それが戦場を一変させた。見滝原を流離うほむらの魔女からあふれる使い魔は
人間を全く無視してラストバタリオンのみを攻撃する。
なぜなら、それがほむらの望みだからだ。

その強さから魔法少女に魔女と勘違いされ、あまつさえ攻撃されても無抵抗で
使い魔は消滅する。だがラストバタリオン相手のときは別だ。ローブの中から
生み出した銃器やバズーカ、果ては迫撃砲を用いて反撃する。
そしてその使い魔は、キュゥべえをも目の敵にしていた。
まさにかつてのほむらの行動の再現だった。

だが、これが続いてもラストバタリオンは無限に沸いて出てくる。そこかしこで
魔女と軍隊の戦争が繰り広げられるだけの、荒廃した世界が広がるだけだ。
事実、その巻き添えを食い亡くなる住民も数多くいた。

かろうじてつながった携帯からうららはそれを知った。

「ぜんぶ、あいつの思う壺ってことか」

瓦礫を殴りつけやりどころのない怒りをぶつけるしかなかった。完敗だった。


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