過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 怜「12本場やで」
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296: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/02/10(日) 13:28:43.39 ID:1pgCD7RWo



京太郎「千里山……俺と同じ高校の制服……大丈夫ですか、名前言えますか?」

怜「あ、うん……ウチは園城寺怜や」

京太郎「園城寺さんですね、俺は須賀京太郎って言います……意識はハッキリしてる、呼吸も異常なし、負傷も無し……救急車は必要ですか?」

怜「そ、そこまでせぇへんでええよ!ウチ、病弱なだけやから休んでれば……」

京太郎「そうですか……じゃあ、学校の保健室に行きましょう。立てます?」


近くのバス停のベンチ。

そこにウチを支えていった後、色々と尋ねてくる。

手馴れてるな、と思う。

さっき倒れそうになったとき、体を支えるのと一緒に頭と首をカバー。

そして今は意識の確認と体の診断をしている。

まるでお医者さんみたいやな。

緊急事態に対応するために勉強していたみたいだ。

そこまで考えて、男の子。

須賀京太郎君。

千里山が共学になったのは知っていたけど、こうしてその一人と会うことになるとは思わなかった。

彼の言葉、学校の保健室に行こうというもの。

それに思った以上に素直に「うん」と。

そんな言葉が出る。

四肢に力を込めて、立ち上がろう。

ぐっと。

……ぐっと。


怜「…………」

京太郎「……園城寺さん?」

怜「……あ、足…」

京太郎「足?」

怜「……足に力、入らへん……」プルプル

京太郎「」


アカン、須賀君絶句しとる。

がんばれ怜ちゃんフッド、命を燃やすんや。

やれば出来るって炎の妖精さんも言っとるやんか。


怜「ふっ……く……」

京太郎「………失礼しますね」


その時、須賀君が動く。

学ランの上を私に被せ、布団のようにする。

そのまま、横抱きに。

………横抱き?



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