過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 怜「12本場やで」
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◆VB1fdkUTPA
[saga]
2013/02/11(月) 20:26:45.92 ID:JVGYGWJ7o
気配が薄い。
元々の呼吸も浅く、体温も低く、線も細い。
生きている人間が出す気配。
それが薄い園城寺先輩の接近には気づかないことが多い。
俺は誰もいないはずのレクリエーションルームで一人、ソファーに寝転がっていた。
このソファー、元々はベッドになるようなもので、非常に大きい。
また、ふっくらとしていて体を包む柔らかさがある。
きっちりと座るにはきついが、だらけるのには向いている。
そんなソファだ。
俺は午前中の仕事、主に船久保さんやセーラさんの一件を終え、昼食を済ませる。
そうして出来た休憩時間に、まどろんでいる。
テーブルの上には新聞。
さっきまで時間つぶしに読んでたのだが、文字を読むとどうにも眠気が来る。
気づけば、寝ていた。
それが今だ。
左手に着けられた腕時計を見よう。
そう思って、腕に力を込めると感じる重み。
なんだ?と、視線を腕に向ける。
見えたのは、俺の腕を枕に眠る園城寺先輩の姿。
フリーズ。
………え?どういうことなの?
怜「ん……」ゴソリ
京太郎「ちょ!?」
寝返りを打ち、すっぽりと。
俺の懐に丸まる先輩。
ウチのカピバラが俺の布団に潜り込むような感じだな。
思わずそうのほほんとしたが、直ぐに再起動する。
いや待て、待ってほしい。
何で園城寺先輩が俺の腕枕で寝てるんだ!?
教えてくれ怜ちゃん、俺は今どうすればいい。
俺は何故か、SD化してふよふよと浮いている怜ちゃんを幻視して問いかける。
怜ちゃんが、にっこりと笑う。
俺もにこりと、引きつって笑う。
答えは一つらしい。
怜ちゃん『これは責任やね』ニッコリ
京太郎「言われなき罪をつけないでください!!」
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