過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 怜「12本場やで」
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803: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/02/11(月) 21:56:24.99 ID:JVGYGWJ7o



試合が終わる。

いや、正確には強制的に終わった、だ。

先鋒宮永照。

その大立ち回りによって削られ、弘世選手によって集中的に抉られ。

そうして中堅では役満が炸裂。

何をどうすればここまで火力を運用できるのか。

そう思ってしまうほどに凄まじい、白糸台における蹂躙だった。

最後の大将戦なんか、悲惨だ。

配牌に嫌われたように他高校は攻撃の基点を失い、その中でも相応に動いた新道寺を除いた2校は敗退した。

あれがチャンピオン。

あれが白糸台。

まさにそれを証明する。

そんな結果だ。

泉は船久保先輩と合流してトンボ返り。

きっと、今日は明日に備えて特訓だろう。

そう思いつつ、俺は一番遅くに会場を出る。

日差しはまだ強い。

園城寺先輩なら倒れてしまいそうだな。

そう思いつつ、俺は横目を引かれる。

そこには、うなされるように倒れてる園城寺先輩の―――。


怜「今、いくで…」

京太郎「いっちゃ駄目ー!?」


アカン。

この人、毎回こういう登場の仕方してないか!?

俺が駆け寄る。

脈拍とか、その他もろもろの確認。

………あれ?


京太郎「……先輩?」

怜「んー?」

京太郎「貴女、普通に平気ですよね?」

怜「そんなことあらへんよ、眩暈が止まらんねん」

京太郎「目線逸らさないでください」

怜「〜♪」

京太郎「吹けない口笛もいいですから」


この人はまったく。






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