過去ログ - 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンが」 照「ただいま」
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11: ◆HrLD.UhKwA[saga]
2013/02/09(土) 23:40:17.66 ID:L5f0BDex0
麻雀部の部室前

京太郎「ようこそ」

部屋にお姫様を迎える執事のごとく、俺は照ねえを迎え入れようとするが、彼女は今一つ納得いかなそうな顔を浮かべていた。

照「プリン売り切れだなんて聞いてない……」

京太郎「明日おごるからさ」

プリンが売り切れだったのは天災であって、断じて俺のせいではないのだ。

だから、そんな責めるような視線をされても困る。

それに部室の前まで来たのに、そんな風にごねられてもな。

京太郎「おーい、麻雀しようぜ!」バーンッ

俺は照ねえの逃げ場を塞ぐべく、勢いよく部室のドアを開けた。

和「須賀くん、部室のドアはもっと丁寧に開けてください。ところでそちらの方は?」

京太郎「俺の幼なじみで宮永照っていうんだ。麻雀が打てるから連れてきた」

照「どうも初めまして」キリッ

和「初めまして、先輩」

互いに頭を下げ合う照ねえと和。

いつもはボーっとしてる照ねえだけど、こういうときは営業スマイルができるのだ。

京太郎「照ねえ、一応紹介しておくぜ。こっちは原村和。って、俺が言わなくても去年の全国中学校大会の優勝者くらい知ってるよな?」

照「よくわからないけど、それってすごいの?」

つぶやきながら首をかしげている照ねえ。

うわ、不安的中。やっぱり知らなかったか。

まあ、和はこんなことで機嫌を悪くするような奴じゃないけど。

京太郎「悪いな、和。照ねえっていつもこうだから……和?」

和「宮永照……どこかで聞いたような……」ブツブツ

あごに手を当てて、何やらつぶやいている和。何か気になることでもあったんだろうか?




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