過去ログ - ジナイーダ「⋯成る程、確かに違うようだ」
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◆BlOcW4pFmI
[saga]
2013/02/11(月) 08:14:40.57 ID:P+kgzanIO
エド「そうだ、お前らシーラの奴とは連絡とってるのか?」
エドはジナイーダの淹れた茶を一口啜ると思い出したように口を開いた
⋯シーラか、俺のレイヴン時代の相棒だが最近はめっきりメールのやり取りすらしていないな
確かあいつ今は⋯⋯
ジナイーダ「全くとっていないな。彼女は私の事を嫌っているだろう?お前達の敵としてこいつを傷付けそして声まで奪ったんだからな」
違う。シーラはジナイーダの事を嫌ってなどいないはずだ
確かに最初はあまりいい感情は持っていなかったと思う
ジナイーダと共に生きると言った時も猛反対していたしな
だがちゃんと俺の考えを伝えたら納得してくれたし強化人間の調整ができる技術者を探す時にも必死になって協力してくれた
シーラは意図的に俺達から遠ざかっていった気がする
今尚企業に所属する自分が俺達にかつての記憶を思い出させない為に、過去を払拭して新しい人生を歩めるように
彼女なりの優しさで距離を置いたと俺は理解している
エド「それはちょっと違うなジナちゃん。確かにシーラはお前の事を好いてはいない、だがそれは女としての感情だ。人間として嫌いだとか憎いだとかそういうのとは違う」
ジナイーダ「何が違う?お前の言っている事がよくわからん」
エド「まぁわからないならわからないでいい、ジナちゃんにはこいつが居るんだからなっと⋯話が逸れたが戻すぜ?」
ジナイーダは納得できていないようだったが取り敢えずエドの話に耳を傾ける
エド「シーラがレイレナードで管理職やってるってのは知ってるよな?」
レイレナード⋯ここ数年で台頭してきた新興企業
最先端技術を扱っているという事くらいしか知らないな
シーラがレイレナードに居るのは知っていたがまさか管理職についていたとは⋯流石だな
エド「本当はお前らには見せるなって言われていたんだが、あいつから面白いデータが送られてきた。見ろ」
エドが端末を取り出し映像を映し出す
これは⋯⋯
ジナイーダ「AC⋯?」
確かにACだ
だが違う
俺達の知っているACとは何もかもが圧倒的に⋯⋯!
エド「⋯⋯ネクストだ」
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