過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】

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13:誤字ッチですからね(半泣き) ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/02/10(日) 13:25:19.05 ID:58oZ5D2N0
晴絵「おまたせ！」

体感時間30分の後――実際30分だったけど――服装をきちんとした赤土さんがもう一度扉をあけた。

晴絵「君が須賀京太郎君だね、うん、話は聞いてるよ、あははっ！」

京太郎「は、はあ……」

晴絵「ほら、外で立ち話もなんだし、とりあえず中に入りなよ？」

京太郎「え、ええ、お願いします」

ペコリ、と一礼して赤土さんの後についていく。

晴絵「ようこそ、私の家へ」

晴絵「こっちきて、炬燵入る？」

京太郎「あ、いや、熱いので結構です」

晴絵「ん、そっか、んじゃそこの部屋で待ってて」

晴絵「お茶とお菓子持ってくる」

京太郎「ああ、ありがとうございます……」

そういうと、そそくさ、と晴絵さんは姿を消した。

……まあ、言われるがままに指定された部屋へと入る。

まるで先ほど掃除したばっかりのように、綺麗だった。

……まさか、なぁ？

晴絵「持ってきたよー」

晴絵「ほら、そんな立ってないでさ、座って座って……ほら、座布団」

京太郎「ありがとうございます……」

晴絵「んくっ……ぷはぁっ！」

晴絵「ん、やっぱり私のいれたお茶は美味いっ！」

京太郎「市販の麦茶にいれからによって美味いまずいあるんですか！？」

晴絵「そりゃもう……おいしくなーれとかやってたら美味しくなるよ」

京太郎「そんなのやってたんですか！？」

晴絵「30分かけてね！」

京太郎「そのためだけに待たされたの、俺！？」

ひどい。

晴絵「……と、まあ、漫才は後にしておいて」

晴絵「ええと……ようこそ、かな、須賀君――いや、京太郎君」

京太郎「ええ」

晴絵「経緯は聞いてるよ……家が全焼しちゃったんだって？」

京太郎「はい……それで、親に貴方を頼れといわれたんですけど」

晴絵「貴方なんてそんなに堅苦しい言い方はしなくていいよ」

晴絵「普通にハルちゃんって読んでくれたっていいんだぜ？」

京太郎「結構です」

晴絵「つれないなぁ……」

京太郎「初対面の人をあだ名で呼ぶほどのメンタルを持ってないんですよ」

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