過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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123: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/11(月) 22:06:44.01 ID:wHXLnNcn0

オッレルス『さほ…んん、…いや、…細身で小柄の三十代程の男性になって…ぐすっ、…いるよ』

彼はフィアンマが右方のフィアンマであると知らない。
だが、シルビアと成り代わった人物が左方のテッラだとは知っていた。
その為、機密情報を漏らすまいと妙などもり方になったようである。

フィアンマ「…ご愁傷様、といったところか」

オッレルス『うぅ…俺は中途半端に術を防いだから、時々別人に見えるみたいだ』

フィアンマ「…話をしても良いか?」

オッレルス『ああ……』

通信術式の向こう側。
恐らくボロ泣きなのだろうなあ、と思う反面、そこまで好きなら告白しろ、と思いつつ。
ひとまずフィアンマは、事の次第について相談した。

オッレルス『…『御使堕し』、か…』

フィアンマ「グレーの知り合いを全てあたってみたが、シロだったよ。…天使を堕したいのか、身近な人物を別人にしてやり直したかったのかはわからん」

例えば、別れ話をされて。
その恋人のそっくりさんと出会う確率よりは、こうして魔術を引き起こし、『中身』の違う元恋人を愛せば手っ取り早い。
そういった使い方も出来る魔術だけに、相手方の目的がわからなかった。

フィアンマ「……儀式場は俺様が現時点で居る付近なのだが、それも見当たらん。…困ったものだ」

放り置けば、堕とされた大天使が座位へ戻ろうと何かをするだろう。
或いは、儀式場を破壊する為に力を振るい、その余波で大勢の人が死ぬ。
そうすれば、それを皮切りに戦争が起きるかもしれない。それが嫌だった。

オッレルス『>>125



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