過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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127: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/11(月) 22:25:35.41 ID:wHXLnNcn0

オッレルス『術式が名前通りなら、その儀式場の近くに天使と入れ替わった人間が来るはず……だと私は思うが…』

確証は無い。
だが、魔神の域へ足を踏み入れている彼の言葉はなかなかに説得力がある。
フィアンマは少し考え、サーチを軽く張ってみた。が、まだ来ていないようだ。

オッレルス『君ほどの実力があるならば撃退も可能だろう』

北欧神話と十字教神話を組み合わせ、教皇級の結界術式を組める君なら。

そんな言葉に、フィアンマは苦笑いを浮かべる。
確かに自分には知識と力があるが、それでもインデックス達を守る事は出来なかった。
ローマ教皇が被害に遭う程の大魔術とはいえ、守れなかったことには変わりない。

フィアンマ「やりあう事は出来るが、…別に俺様は戦闘狂ではないからな」

オッレルス『平和主義だったね、そういえば』

フィアンマ「…インデックスと五和は」

オッレルス『大丈夫だよ、いたって元気だ。……同情するよ』

はぁ、と両者からため息が漏れ出た。
なるべく早く解決したい。人死は無い方が良いに決まっている。

フィアンマ「少し思いつめていたようだ。お前のおかげで思考が円滑になった、礼を言う。五和とインデックスの身辺保護は、出来る限り…片手間で良い、頼む」

オッレルス『任せてくれ。…君は、一刻も早く解決にあたってくれ。こちらからも、本当に、頼むよ』

この状態のシルビアと暮らすのはキツいんだ、と彼はまたしても泣きそうな声で言う。
フィアンマは肯定的な返事をして、通信を終える。
とりあえず、明日のことは明日考えよう。




翌日。
フィアンマは旅館の一室で普通に目を覚ました。
寝起きの寝ぼけた頭で、しかし指先にて的確に術式を組み上げてサーチする。
ほんの少しだけ反応が窺えた。だが、正確にサーチするには時間がかかる。
あのサングラスをかけた当麻と同い年の魔術師と組んでみるべきか、と思いつつ。
起き上がり、ふらついて横に倒れたところで、柔らかい感触があった。
目を開けて、視線を上げてみる。正座をした状態の、神裂火織だった。

フィアンマ「……何故此処に居る」

神裂「>>129



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