過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/11(月) 00:25:07.53 ID:X5A5Cs+Z0
《
>>14
00:13:43.7『4』 結果:
>>12
ご協力ありがとうございます》
ヴェント「アンタさ…最近随分昔のアンタに戻ってるみたいじゃない」
人を進んで助けていた頃。
誰かを救い、知り合いを作っていた頃。
とてつもなく健全なように見えて、精神を病む土台を作る時期。
ヴェント「私としてはある意味喜ばしいけど、アンタはいいの?」
フィアンマ「良い、というと?」
わかっていて、彼は聞き返した。
ヴェント「また、絶望する羽目になるんじゃないの?」
フィアンマ「………」
断ち切るのは簡単だ。
禁書目録を安置管理に切り替え、五和に何も告げず聖ピエトロ大聖堂の『奥』へ住居を戻し、携帯電話を破壊してしまえば良い。
そうすれば、今居る知り合いは激減するだろう。
こちらから連絡せずにいれば、連絡をされても応えなければ、上条との縁も切れる。
フィアンマ「……」
ヴェントは、彼の体質や、生きてきた年数を知っている。
そして、他人の弟が死んだ話に本気で怒ったり、嘆いたり、慰めてくれる優しさもあると。
優しいということは、強みでもあり、脆いということでもある。
冷たい強者は、傷つくことがない。何も学ばない代わりに、苦しい思いをしたり、希望が反転して絶望したりしない。
誰も裏切らなくても。
みんなみんな、フィアンマを愛したとしても。
絶対に、彼より先に、インデックスも、五和も、神裂も上条も美琴も御坂妹も、彼の知る人は皆死んでしまう。
そうして一人になった時、耐えられるのか。
フィアンマ自身、それに関しては自信が無い。
フィアンマ「……、…なるだろうな。遅かれ早かれ」
ヴェント「…わかっていても、やめるつもりは無いのね」
フィアンマ「無いな。……時々、人間であることが嫌になるよ。強欲は大罪だというのに」
いつも痛い目に遭う。
呟きながら、フィアンマはインデックスと五和の眠るベッドへ視線を向けた。
自分が守るべきものは、今、あそこにある。
フィアンマ「……お前との約束も、守れないままだ。だが、…勇気が出ない」
ヴェント「
>>17
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