過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
1- 20
19: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/11(月) 00:42:26.54 ID:X5A5Cs+Z0
《暑苦しいからってシベリアのど真ん中でTシャツ一丁で過ごせられたフィアンマさん、そりゃあシルビアさんでも脱がすわ よし70の福音参考にしてスレやっていきますね》


ヴェント「…アンタはいっつもそうやって……本当にバカ」

約束をいつまでたっても履行しないのは優しさからで。
どちらを優先させることも出来ないままふらふらしているのは、何を傷つければ良いかわからないから。
結局、自分の身を削って、身を切って、一番痛い思いをして。
まるでそんなことなどなかったかのように、この青年は笑ってみせる。
痛々しかった。もう、無理をしないで欲しかった。
誰かが泣いていたらそっと優しさを分け与えに行くクセに、自分が泣く時は誰にも見つからない場所で一人で涙を流すようなこの男に、休んで欲しかった。
ヴェントは立ち上がり、フィアンマの身体を抱きしめる。
彼は空になったグラスをテーブルに置く。
困ったような顔をした。人から優しくされることに、きっとまだ慣れていない。
正確には、忘れているのだろう。
長い長い、歴史と呼んでも良い程に長い人生の中で。
嫌な事も良い事もあって、それでも、嫌な事の方が優って。

ヴェント「誰かには助けてって言えって言ったり、そのクセ、自分は助けてって言わないのは何で」

フィアンマ「……、…」

ヴェント「……科学はキライ、科学はニクイ。…でも、アンタが約束を守って科学サイドを潰せば、戦争になる。沢山の死者が出る。だから、やらないんでしょ。分かってるわよ、そんなコト。何で謝るのよ。何で、…」

フィアンマ「…>>21






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/441.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice