過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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225: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/12(火) 21:26:49.80 ID:V7tamIlq0

インデックス「あなたの気持ちはわかったんだよ……その人があなたの大切な人なら、私の魔法名にかけて、助けるよ」

だから、攻撃を中止して欲しい。
彼女の言葉に、しかし闇咲は耳を貸そうとはしなかった。
自分の手でやらなければ、そう思い込む程に、彼は絶望したのだ。
フィアンマは言葉を紡ぐことなく、ただ、右手を振った。
その動きだけで、魔術的現象が霧散する。

インデックス「っ、フィアンマ、この人を殺しちゃダメっ!」

私利私欲の為ではないのだから、と彼女は必死に首を横に振る。
闇咲の攻撃を、時に五和に任せ、時に自ら振り払って、彼は歩み寄っていく。

フィアンマ「…金を積まずとも良い。頭を下げろとも言わん。俺様は今さっき、お前の娘を救う理由が出来た」

闇咲「何を、ッ」

フィアンマ「……だから、俺様はもはや、お前がやめろと言っても、その女を救うぞ」

梓弓の副次的効果。
闇咲の心の一端は、フィアンマへ伝わった。
その女を救わなければ、インデックスが殺してはならないとこの男が死ぬ。
それは、彼が動くに充分な『理由』。

フィアンマ「俺様は、その女を救う。気を失っている間に記憶を引き抜かれるか、意識のあるままに俺様へ委ねるか。お前はどうする。何にせよ、俺様はお前の救いたい女を救うぞ。…『神の子』に等しい、悪霊祓いの力の宿った右手を用い、確実に」

有無を言わせない口調だった。
彼は、いたって真面目に、冷静な瞳でそう言う。

闇咲「>>227


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