過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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272: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/12(火) 23:48:04.19 ID:V7tamIlq0

美琴「いい? 黒子…」

彼女は、黒子の両肩をがしっと掴む。
そして、自分の方へ向かせる。
如何にも真剣な。真面目な。実直な。
それでいて、『お姉様』らしい笑みすら浮かべて、言った。

美琴「私は少しこの街を離れるけど、私の留守の間、常磐台を頼んだわ! あんたしかいないの!」

黒子「お…お姉様…」

美琴「あんたは優秀な風紀委員よ。私が保証する。だからお願い。私が居ない間、街の風紀は任せるわ」

最高にキリッとした表情で、そんなことを言われ。
至近距離から漂う美琴の良い匂いに、黒子は顔をやや赤らめて。
もじもじとしながら、こくんと頷いて、部屋を出るのをやめた。

黒子「…そ、…そうですわね。お姉様が居ない間は、…わたくしがお姉様の代理者としてしっかり常盤台を守らなくてはなりませんの」

美琴「信じてるわよ、黒子」

にこ、と優しい笑みを浮かべて。
彼女は再び、書類を綴り始めた。



提出書類の準備は完了した。
フィアンマに連絡したところ、いつでも歓迎するとのことだった。
職業について聞いてみたところ、自由業だと言われたので、もしかしたら危ない仕事なのかもしれない。
それならそれで彼を守ってみせるのだ、これは恩返しなのだ、と美琴は気張る。
後輩の白井黒子が風紀委員の集まりに出かけた為、彼女は電話をかける。
かける相手は、母親の御坂美鈴である。

美琴「もしもしママ?」

美鈴『あら、美琴ちゃんからなんて珍し…くもないか。何、悩み事?」

美琴「ううん、そうじゃなくて。私今度短期留学するんだけど…良い? あっ、お金は大丈夫、奨学金が出るから」

美鈴『>>274


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