過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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486: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/14(木) 11:04:27.15 ID:WDwNATsS0

上条「今オルソラをお前らに渡したら俺の誇りが死んじまうんだよッ!」

だから、引く訳にはいかない。
戦うしかない。自分が、彼女を救うと決めた。
人の人生を、中途半端に投げ出すなんて、絶対に嫌だ。

上条「……なにより、兄ちゃんに顔向けできない」

今まで、自分が受容すべき不幸を押し付けてきた分。
今度こそ、履行する。誰にも、甘えない。

アニェーゼ「……」

上条「……俺は、一度死んでるようなモンなんだ。だから、こんな命惜しくねえよ」

もう、誰にも押し付けない。
自分が背負った不幸は、自分で片付ける。

上条は、右拳を握って、闘う。



オリアナ=トムソンが到着した時。
上条は、ボロボロで、怪我をして、血まみれだった。
それでも、獣のような目で修道女を睨み、右拳一つを武器に戦っていた。
彼は、既に立っていられるような体調ではない。気力だけで立っていた。
殴っても蹴っても刺しても貫いても一向に倒れない上条に、修道女は怯んでいる。

オリアナ「遅れてごめんなさいね?」

言いながら、彼女は懐から取り出した単語メモ帳を、口で破る。
突風が吹き荒れた。アニェーゼの身体が、軽く宙に浮く。

アニェーゼ「『追跡封じ』、ッ!?」

上条「げほ、…オリアナ。…コイツら、倒せる、か。……倒せそうにないなら、連れて逃げて欲しいヤツが居る」

オリアナ「>>488


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