過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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554: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/15(金) 18:15:55.58 ID:jvvLYf250

姫神「『存在阻害(アンチプレゼンス)』の『超能力者』。…なんちゃって」

小さく笑って、彼女は店内の騒がしさへ溶かすように言う。

姫神「…昔は。悪い意味で凄い能力があったけど。今は。もう。大丈夫」

フィアンマ「…そうか」

なら良い、と彼は手出しをしなかった。
本人が解決したというのなら、無暗に手出しをする必要はない。
そうやって必要がなければ誰かを助けないのが、彼と上条の違い。




四校合同借り物競争。
上条と美琴が同時に参加する競技である。
この競技に限っては学校対抗らしく、高校と中学、性別を問わないようだ。
その代わり、借り物がちょっぴり難しい内容らしい。

美琴(よ、ようし、頑張れ私。フィアンマさんに格好良いところ見せるんだから!)

上条(変なの引きませんように…)

二人はそれぞれ、設置された箱の中へ手を突っ込む。

内容は、『自分の人生を最も変えた人』。

ぐるん、と二人の顔が、観客席に居たフィアンマの方へ向けられた。

インデックス「…フィアンマ、何かしたの?」

フィアンマ「…、何もしていないのだが」

並々ならぬ緊迫感、及び威圧感のような何かに、フィアンマは二人を見つめ返していた。
美琴と上条は驚きの速さで観客席までやってくると、右手は上条が、左手は美琴が引っ張る。
よくわからないまま立ち上がらされ、フィアンマは引っ張られた。

美琴「離しなさいよ!」

上条「お前が離せよ!」

両腕を別方向へ引っ張られるフィアンマはたまったものではない。

美琴「この人以外に、私は借り物として適切なモンが無いのよ!」

上条「俺だってねえよ! 離せ、このビリビリ中学生!」

美琴「何ですって!?」

両者、激昂しているようである。

フィアンマ「…>>556


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