過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
↓
1-
覧
板
20
61
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/11(月) 17:06:07.32 ID:AeXdOCla0
そこには一人の老人が横たわっていた。
その顔に深まれた皺は、しかし老いというよりは気迫や生きてきた年数を表すような。
そんな彼は、姫神が寝る前に纏っていた巫女服を纏っている。
また、その傍らには上条が贈ったちょっぴり安っぽいながらも姫神が大切にしていた髪留め。
部屋を間違えたかと思ったものの、決してそうではない。
まるで身体だけが入れ替わったかのような。
或いは、今まで見ていたものが間違いであったかのように。
非常に自然で不自然な『姫神秋沙』は、目を覚ました。
教皇「んん…。上条くん。おはよう」
上条「………」
上条は、無言でふるふると首を横に振る。
何となく、目の前の人物は姫神であることは、わかるのだ。
わかるのだが、ビジュアルがあまりにもかけ離れ過ぎだ。
上条は別に面食いという訳ではない。別に所謂ブサイクの女の子も、性格が良ければ大好きだ。
しかしながら、ローマ教皇の見目である彼女は、もはや性別も年齢も全てが違う。
教皇「? どうか。したの」
普段では可愛い落ち着いた口調も。
その見目では、高齢者特有の穏やかさに思える。
上条「……ひ、…姫神、だよな?」
教皇「うん」
きっと、ドッキリか何かだ。
そう思うのに、彼女(彼?)の瞳に陰りはなく、嘘のうの字も見当たらない。
彼は巫女服を纏ったまま、僅かに着衣を正して階下へ降りていった。朝食の為だ。
上条「……」
きっと、他の知り合いはまともに違い無い。
そう願いつつ、上条はひとまずフィアンマに電話をかけてみた。
こちらが午前七時ということはあちらは午後十一時頃なのだろうが、申し訳ないが起きてもらおう。
上条「も、もしもし」
フィアンマ『ん、…どうした。怖い夢でも…と、今はそちらは朝だったな』
上条「あのさ。フィアンマお兄ちゃんの回りの女の子とか知り合いっておかしくなってないか?」
フィアンマ『おかしく?』
上条から電話がかかってきた。
周りがおかしくなっていないか、と問われ、フィアンマはインデックスと五和を見やる。
ちなみに彼は『救世主』―――世界を救うにあたって出来る限り不変の状態を保とうとする体内の性質の為、上条が『幻想殺し』により『御使堕し』の影響を逃れたのと同じ状態である。
現在『御使堕し』状態。インデックスは誰に変わった?(禁書キャラ名、一名。フィアンマ、ローマ教皇、上条以外)>>+2
五和は誰に変わった?(禁書キャラ名、一名。フィアンマ、ローマ教皇、上条以外)>>+3
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/441.13 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1360507327/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice