過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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615: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/15(金) 21:30:33.85 ID:EVe6s1ty0
>>611 ×スチュアートを ○スチュアートと》


ローラ「オフコース、『そのための墜落事故』よ? ケール書記官」

くすくすくす。
女狐は、愉快そうに笑う。

ローラ「実はこの飛行機内の客は、全員学園都市に潜んでいた『禁書目録』を狙う組織の魔術師達、及び、『使徒十字』を運び込んだ魔術師達たるの。それらを一気に全員始末するため、そして…」

彼女は、冷酷なる支配者の瞳でフィアンマを捉える。

ローラ「今ここで、フィアンマ勢力の芽を摘む。これが、今回私がわざわざ出てきた理由なりけるのよ」

フィアンマが居なければ、五和は天草式十字凄教へ戻る。
禁書目録は後ろ立てをなくし、自由を無くされる。
ミサカ00000号は学園都市によって始末されるか、実験動物にされる。

それ以前に。
右方のフィアンマを中心とした戦力、そのもの自体が恐怖。
それが騒乱と混乱の目になる前に、潰そうと、そういうことだ。

フィアンマ「………」

フィアンマが選べる道は三つ。

一つ、インデックスと此処から飛び降りて脱出する。
一つ、自分だけが残って全員を転移術式で脱出させる。
一つ、墜落しきるのを待って、インデックスと共に逃亡する。

ローラの狙いは、インデックスではない。
インデックスを奪取すれば、国際問題に発展する。
今戦争を起こしても得が少ない以上、ローラはそんなことで手を汚そうとはしないだろう。
仮に戦争が勃発して、その後の漁夫の利は獲得しようとするかもしれないが。

この、『世界を救える程の力』を適切に使えば。
或いは、此処に居る全員の命を守る事は出来るだろう。
だが、そこまでする必要があるのか。一部は、禁書目録を狙っている魔術師が居るというのに。
しかし、それも正しい情報かどうかはわからない。
ローラがこの機体を沈めるには、『使徒十字』そのものと、『使徒十字』を運び込んだ魔術師が居れば、それで理由は事足りる。

インデックス「…フィアンマ」

小さな手が。
フィアンマの服の裾を、不安げに掴んだ。
機体は絶えず揺れており、決断を早くしなければ、必然的に三つ目の選択肢を選ぶ事になる。
ローラは、まるでポーカーで相手が捨て札を選ぶ時間を待つように、悠然と佇んでいる。







フィアンマはどうする?>>+2



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