過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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823: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/16(土) 21:50:12.20 ID:nnduSmh10

右方「煩い」

指摘され、傷ついている風を装った。
唇を噛み、悔しそうに視線を逸らしてみる。
ヴェントは彼の表情を見、目を伏せた。

ヴェント「…ま、…なるべく殺さないようにはするケドさ」

生け捕りにして連れて来る。

そう言って、彼女は聖ピエトロ大聖堂を出て行った。
それなりに整っている顔立ちは、沢山のピアスによって歪んでいる。
相手の不快感、悪意を呼び起こすかのように。

ヴェント(あの幻想殺しのガキよりも、…私を、選んだ)

噛み締めるように、内心で呟く。
彼女は部下を連れ、万全の体勢で向かう。

一人、聖ピエトロ大聖堂へ残され。
彼は、くつくつと喉を鳴らして笑う。

右方「くっ、は、はははは!」

愉快で仕方が無い。
幻想殺しが死んだところで、誰が心を痛めるものか、バカバカしい。
諭された直後、世界を守ろうとしたのは単なる気の迷いだった。
今度こそ、絶対にやり遂げてみせる。何があっても、絶対に。

右方「―――主よ、思し召しに感謝します」

そして、この体は何をされても死なないときている。
こんなにも幸運なことはない。ああ、自分は恵まれている。




オリアナとはぐれてしまった。
気付けば夕暮れ。
とりあえずメールはしたので、そのうち返信は来る筈だ。
思いながらぼーっとしていると、ビル側面の画面に、ニュースが流れていく。
何やら黄色い装束を纏った女の姿。

上条「何のニュースだよ…?」

どうやらニュースではなかったようだ。
学園都市内の映像らしい。
途端、上条以外の人々が倒れていった。

上条「…は?」

上条は目を見開き、一番近い場所に居る、今し方倒れた少女に近寄る。
声をかけてみたが、一言も発さない。
病気だろうか。それにしても、人ごみで上条以外全員が倒れるというのはおかしい。

上条「な、何なんだ…?」

コツ、と足音が聞こえた。
そろそろと振り返る。





そこに居た人物(禁書キャラ。一名)>>+2 


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