過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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829: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/16(土) 22:01:01.52 ID:nnduSmh10

顔に刺青をした、一人の男が立っていた。
白衣を着ているので、科学者だろうか。
その割にその体は鍛えられており、インテリには見え辛い。

上条(だ、誰だ?)

数多「よお、上条当麻ちゃんだっけか?」

上条「な、何で俺の名前知って、」

数多「何か赤い髪した甘味好き、知ってんだろ?」

上条「…フィアンマ兄ちゃんのことか?」

数多「そーそー、ゴメイトウ。って訳で、守りに来た訳だ。…あー、俺が守るとか口にすると気持ち悪りぃなぁ、オイ」

彼はのんびりと言って、上条に近づいてくる。
上条は思わずたじろぎそうになった。

上条「フィアンマ兄ちゃんのことを知ってるのか?」

数多「盟友って感じかねぇ」

だるそうに言いながら、彼は上条を手招く。
何処に向かっているのかはわからない。
どこかのビルへ向かっているようだ。

数多「今マジュツシっつー侵入者が来てる。どういう技術使ってんだかは知らねえが、俺の知り合いも全員倒れちまってな」

上条「は、はぁ」

数多「甘味好きに言われてたのをふと思い出して、保護しちゃった訳だ。俺らしくねぇな」

上条「言われてた?」

数多「『俺様の甘味への思想に賛同してくれたお前に頼みがある。学園都市に住む事は出来ない俺様の為に、上条当麻という少年を守ってはくれないだろうか。ツンツンとした黒髪の、平凡な少年だ。俺様の弟のようなものなんだ。学園都市単位で何かが起こった時、守ってやってくれ。筋違いだとは思うが、どうか頼む』…なんてお涙頂戴の台詞な」

上条「……、なる、ほど。…はは、…兄ちゃんなら、言い兼ねねえなぁ…」

安堵の笑みが、浮かんだ。
彼は、味方だ。
どことなく、木原病理と同じ匂いを感じる。

上条「…ところで、何処向かってるんだ?」

数多「>>831




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