過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/16(土) 22:01:01.52 ID:nnduSmh10
顔に刺青をした、一人の男が立っていた。
白衣を着ているので、科学者だろうか。
その割にその体は鍛えられており、インテリには見え辛い。
上条(だ、誰だ?)
数多「よお、上条当麻ちゃんだっけか?」
上条「な、何で俺の名前知って、」
数多「何か赤い髪した甘味好き、知ってんだろ?」
上条「…フィアンマ兄ちゃんのことか?」
数多「そーそー、ゴメイトウ。って訳で、守りに来た訳だ。…あー、俺が守るとか口にすると気持ち悪りぃなぁ、オイ」
彼はのんびりと言って、上条に近づいてくる。
上条は思わずたじろぎそうになった。
上条「フィアンマ兄ちゃんのことを知ってるのか?」
数多「盟友って感じかねぇ」
だるそうに言いながら、彼は上条を手招く。
何処に向かっているのかはわからない。
どこかのビルへ向かっているようだ。
数多「今マジュツシっつー侵入者が来てる。どういう技術使ってんだかは知らねえが、俺の知り合いも全員倒れちまってな」
上条「は、はぁ」
数多「甘味好きに言われてたのをふと思い出して、保護しちゃった訳だ。俺らしくねぇな」
上条「言われてた?」
数多「『俺様の甘味への思想に賛同してくれたお前に頼みがある。学園都市に住む事は出来ない俺様の為に、上条当麻という少年を守ってはくれないだろうか。ツンツンとした黒髪の、平凡な少年だ。俺様の弟のようなものなんだ。学園都市単位で何かが起こった時、守ってやってくれ。筋違いだとは思うが、どうか頼む』…なんてお涙頂戴の台詞な」
上条「……、なる、ほど。…はは、…兄ちゃんなら、言い兼ねねえなぁ…」
安堵の笑みが、浮かんだ。
彼は、味方だ。
どことなく、木原病理と同じ匂いを感じる。
上条「…ところで、何処向かってるんだ?」
数多「
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