過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
↓
1-
覧
板
20
877
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/16(土) 23:41:47.38 ID:nnduSmh10
《
>>869
23:31:56.『33』 コンマ二桁でゾロ目が出た為、フィアンマさん到着 ご協力ありがとうございます フィアンマお兄ちゃんすげえ》
上条の意識を、確実に刈り取る為に。
後方のアックアのアスカロンが、振るわれる。
上条は、自分を哀れみながら、そっと目を閉じた。
死ぬか死なないかはわからないが、きっと、ロクな結果にはならない。
上条(…結局、最後まで甘えて、ごめん)
お兄ちゃんみたいに、なりたかった。
呟いて、彼は目をつむったままでいた。
だが、痛みは、衝撃は、いつまで経っても訪れない。
上条は、そろそろと目を開けた。
待ち焦がれた姿が、そこにはあった。
上条「ぁ、…あ…」
フィアンマ「…遅くなって、…すまなかったな、当麻。大丈夫か」
上条「お、兄ちゃ…お、俺…」
フィアンマ「……お前は、俺様が守るよ。だから、もう大丈夫だ」
彼には、右腕がない。
だが、その口ぶりを見て、上条は彼が自分の知る『フィアンマお兄ちゃん』であると、感じ取れた。
安堵に、体中の力が抜けてしまいそうになる。気を抜いたら、泣いてしまいそうだった。
アスカロンを左手で止めたまま、彼はアックアとヴェントを見る。
フィアンマ「この世界の俺様に何を吹き込まれたかは知らんが、中止だ。お前達の上に立つのは、この俺様だ」
アックア「…どういう事であるか」
ヴェント「…アンタ、右腕は?」
フィアンマ「…一度、バチカンに引き返す。が、報告は入れるな」
彼が一言二言言葉を発すると、後方のアックアと前方のヴェントは傭兵や魔術師団を抱えて姿を消した。
フィアンマは振り返り、雨だけでなく顔を濡らした上条を、そっと抱きしめる。
長い時間がかかってしまった。慈善の策を選択した影響で、自分は『救世主』体質ではないし、右腕もない。
だが、上条が傷ついてしまうその前に、到着することは出来た。
フィアンマ「……怖い思いをさせて、しまったな」
上条「
>>879
」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/441.13 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1360507327/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice