過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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891: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/17(日) 00:27:10.06 ID:Cvi46Er80

アックア「『奥』だ」

フィアンマ「なるほど、わかった。…今は、まだヤツを追い詰めるな。窮鼠猫を噛む、という言葉もある事だしな」

彼はヴェントとアックアに背を向ける。
自宅に戻り、まずはオッレルスに接触しなければならない。
『救世主』である自分の体は異常であり、頑丈だ。
オッレルスの攻撃のような、特殊な手段を作り上げなければならないだろう。

フィアンマ「ヴェント、アックア」

ヴェント「?」

アックア「何だ」

フィアンマ「…俺様の預かり知らぬところとはいえ、振り回してしまってすまなかったな。ヤツの代わりに謝罪しておく」

彼は、トン、と一歩踏み出す。
アックアとヴェントは顔を見合わせ、やはりこちらの方が彼らしいな、と再認識した。




フィアンマは自室に帰りたい気持ちを堪えて、オッレルスの部屋を訪問した。
シルビアは買い出し中らしく、珍しく居ない。

オッレルス「君右腕どうしたんだ、」

フィアンマ「俺様のせいではない。まず中に入れてくれ」

言って、やや強引にお邪魔した。
そして、事の次第を丁寧に説明する。

オッレルス「…なるほど。道理で消し炭にするぞ、だなんて脅された訳だ。君にしてはおかしいと思うところもあったしね」

フィアンマ「そんな事を言ったのか?」

オッレルス「ああ、びっくりした。……それで、俺の家に居ながら彼女達を守るというのは良いが、具体的に『右方のフィアンマ』をどう拘束するつもりなんだ?」

フィアンマ「そこだ。『北欧王座』だよ」

オッレルス「…いや、『北欧王座』がどうしたんだ」

フィアンマ「『右方の赤』、及び『神の右席』としてヤツに敵わないとわかっている以上、俺様は別の方向を開拓する他無い。攻撃方法として」

オッレルス「特殊な術式を振るう立場として、『神の右席』に対抗する為に、『魔神』を選択するのか」

フィアンマ「正確には、魔神級の、だが。俺様の『聖なる右』は、この体…右腕が無い、故に弱体化している」

オッレルス「……」

フィアンマ「…術式を組み上げるにあたって、お前に手伝って欲しい。決着は、俺様自身がつける」

オッレルス「>>893


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